学生生活(Wiki)

  • 大学、短期大学と同様に、二学期制(前期・後期)を採用している。以前は9月に前期末試験が行われ、10月上旬の秋休み後に後期に入っていたが、平成19年度(2007年度)から前期は8月上旬に終わり、後期は10月から始まるようになった。
  • 本科4学年、もしくは本科5学年から、教授、准教授の研究室に入り卒業研究を行う。卒業研究の開始時期は学科によって異なり、機械工学科・電気工学科・物質工学科は4学年後期、制御情報工学科は4学年前期、経営情報学科は5学年から始まる。
  • 高専をストレートに5年間で卒業できる者は、全国平均でおよそ3/4といわれているが、当校も例外ではなく、原級留置(留年)する学生も少なくない。因みに当校の最高在籍記録は11年(1年間の休学を含む)である。また、同じクラスから一度に18人の留年者を出した事(つまりクラスメートの約半分が留年)もある。

 

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※Wikipediaより転載

二学期制

中学校はだいたい三学期制ですが、宇部高専は二学期制です。そのため、高校に進学した同級生と長期休暇の時期が違います。三学期制の高校と比べると、高専の夏休みは遅く始まり遅く終わります。冬休みは大体一緒の時期ですが、春休みは早く始まり、終わるのは大体一緒です。単純に休みの期間で言えば、高校よりも休みが多いです

Wikiに書いてある通り、以前は「前期の授業終了→夏休み→前期末試験→秋休み→後期授業開始」でしたが、今は「前期の授業終了→前期末試験→夏休み→後期授業開始」です。

 

卒業研究

卒業研究に関してはほぼ書いてある通りです。制御情報工学科だけ少し他学科より早く始まります。卒業研究には中間報告会が必ずあり、基本的に5年生の途中で行いますが、制御情報工学科だけは4年の終わりに行います。可愛そうですね。また、経営情報学科は5年から始まるとありますが、実際は4年の後期から各研究室に配属される「ゼミ」なるものが存在します。実質、4年後期から始まっているようなものです。

 

留年

留年に関することですが、クラスメイトが1人も留年せずに5年間を終えることはありえないと思いましょう。聞いたことがありませんし、信じられません。高専にはエリートが入学している場合もありますが、クズが入学している場合も多いです。彼らは、高専に入学する学力は持ちあわせていますが、高専の自由な校風に流されて、クズ化してしまいます。立ち直る学生もいますが、一度クズ化してしまうと大変です。最悪、犯罪に手を出して逮捕されます。

 

欠点(赤点)

しかし、留年とはそう簡単になるものではありません。出席日数を守り、テストでそれなりの点を取っておけば、まず留年しません。テストでそれなりの点とは、欠点(赤点)を取らないことです。欠点とは各校で基準が定められており、20点以下を欠点とする学校もありますし、平均点の半分以下を欠点とする学校もあります。ちなみに、宇部高専の欠点は60点以下です。他校の同級生からは「えっ!?高すぎ!!」と言われることも多いです。しかし、各校でテストの難易度も違うので一概には言えませんが、決して高くはありません(但し、低くもありません)。テスト勉強をしてテストに望めば、ほとんどの場合で欠点は回避できます。テスト勉強をせずにテストに望むことは、頭のいい学生でない限り欠点を欲することと同義です。

 

最終成績

宇部高専は単位制と呼ばれる制度を導入しています。大学と同じです。各教科に単位が割り振られており、その教科で合格が貰えたら単位がもらえる。単位の合計点が足りていれば、進級できる、卒業できる。という仕組みです。各教科で合格を貰う必要がありますが、ほとんどの教科が、テストの成績を重視しています。1年を通じて授業がある教科は4回、半年で授業が終わる教科は2回テストがある場合がほとんどです。標準的な教科なら、テストの成績8割:提出物の成績1割:その他授業態度等1割ぐらいの比率で各自の成績を100点満点で出します。これが最終成績です。最終成績が60点を切るとその教科の単位は貰えません。テストの点数を重視する教科が多いので、まずテストで欠点を取らないことが大切です。但し、もし単位を落とした(単位が貰えないこと)としても、単位を取り直す仕組みもあるので活用しましょう。言い忘れましたが、その授業への出席が規定日数に足りていない場合、どうもがいても単位は出ません。気をつけましょう。

 

停学・退学

あまり良い言葉ではありませんが、クラスメイトが1人も停学せずに5年間を終えたという話は聞いたことがありません。少し世の中と違うのが、宇部高専での停学は基本的に無期停学を指します。一般的に、停学は「期間を定めて登校禁止にすること」、無期停学は「期間を定めず登校禁止にし、反省が認められれば登校を認める」という感じです。これが宇部高専では、「一週間の無期停」というように使います(無期停は無期停学の略)。無期なのに一週間と決まっている?という矛盾がありますが、これは、ひとまず一週間停学で、その間に反省が認められれば停学を解除されるというものです。反省が認められない場合、停学期間は一週間より伸びていきます。そして、在学期間中に2回停学になると強制的に退学となります。このことから、1度停学になった学生のことを「リーチ」と呼ぶこともあります。退学はあなたの人生を狂わせる可能性があります。極力避けなければなりません。ひとつ助言を行うと、警察の方に連行されてはいけません。有頂天になった宇部高専生が、万引きやチャリパク、未成年飲酒や喫煙を行うことがあります。警察に御用になる=無期停です。スピード違反はセーフですが、無免許運転はアウトです。テストより大切な方程式なので覚えておきましょう。更にもうひとつ助言を行うと、宇部高専でいじめをしてはいけません。いじめが発覚した場合、いじめを行った加害者側の学生は強制的に退学となります。いじめる側は複数人の場合が多いため、クラスの人数がごっそり減る場合もあります。

 

カンニング

試験でカンニングをしてはいけませんが、カンニングをしていないクラスは無いと言っても過言ではない程カンニングは存在します。特に機械工学科・経営情報学科は他学科よりもカンニング人口が多くなりがちです。誰もカンニングをしない真面目なクラスも稀に存在します。試験中は教室内に教員が最低1人在籍し、見回りの教員も来たりします。カンニングが見つかると、そのテスト期間中の実施テストが全て0点となり、更に停学になります。これは、各教科でのテスト平均点を大きく下げ、停学中は欠席とみなされるため、あなたを単位不足による留年に引きずり込む原因となります。リーチの人がカンニングを見つかれば、言わずもがな退学です。このハイリスク・ローリターンな賭けに負けて去っていった方も少なくありません。

 

単位認定試験

進級及び卒業には、各学科で定められた単位を習得する必要があります。授業をきちんと受け、全教科で単位を貰えば、余裕で進級・卒業が可能です。また少しくらい単位を落としても、進級・卒業は可能です。ですが、特にギリギリで進級できた人などは、なるべく余裕を持って次のステップに行きたいものです。「進級はできたけど落としてしまった単位」は、年に1回取り直すチャンスがあります。これが単位認定試験です。なんと、1回の試験を受けて合格するだけで単位を貰えてしまいます。ありがたい制度ですね。但し、その教科の出席日数が足りないことが理由で単位を落とした場合、単位認定試験を受験できません。出席日数は大事だということですね。単位認定試験は年1回なので、1年生の時の授業で単位を落としても、あと4回受験するチャンスがあります。

 

学生寮

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